神様は私の味方

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そこのソファに座って足を出して 紗奈 そう言って小山は薬箱から 湿布を出し 足首に貼ってくれた 紗奈 服もどろどろだね 洗ってあげるよ 脱ぎな これを着てろ 僕のガウンを いえいえ そんなご迷惑まで かけれませんのて もう さっさと家に帰って 着替えますから…(((((((・・;) この部屋が不安か? ガラス張りでどこも丸見えだからな 子供の頃 親に虐待されては暗い部屋に ほりこまれていたから 閉ざされた暗い場所は 僕は無理なんだよ 悪い親では無かったが 良い親でも無かった じゃ 車で送らすよ 誰かに 小山はさっきの若者を 呼んだ 佐伯 来てくれ 彼女を車で送ってくれるか? 小山さん それにはおよびませんわ タクシーで帰りますから  お仕事なさってるみたいですから(/ー ̄;) そうか じゃ お茶でも飲んでから いやいや(/ー ̄;) 彰子は もう 関わりたくないオーラを出して 帰ろうとした よっさん あきらかに嫌がってますよ 彼女 佐伯は すぐに彰子の関わりたくないオーラを 感じとった  じゃ タクシーを呼んでくれ 僕が下まで 抱いて行くから そう言って 小山は紗奈を 抱いた その時 紗奈の服にGPSを取り付けた 小山は心の中で これだから猟は楽しいと思った 呼んでくれたタクシーに乗り込み 彰子は駅前で降りた 尾行されてたら困るので 足をひきずりながら 駅のトイレの中に消えた 
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