4人が本棚に入れています
本棚に追加
そこのソファに座って足を出して
紗奈 そう言って小山は薬箱から
湿布を出し 足首に貼ってくれた
紗奈 服もどろどろだね 洗ってあげるよ
脱ぎな これを着てろ 僕のガウンを
いえいえ そんなご迷惑まで
かけれませんのて もう さっさと家に帰って
着替えますから…(((((((・・;)
この部屋が不安か?
ガラス張りでどこも丸見えだからな
子供の頃 親に虐待されては暗い部屋に
ほりこまれていたから
閉ざされた暗い場所は 僕は無理なんだよ
悪い親では無かったが 良い親でも無かった
じゃ 車で送らすよ 誰かに
小山はさっきの若者を 呼んだ
佐伯 来てくれ
彼女を車で送ってくれるか?
小山さん それにはおよびませんわ
タクシーで帰りますから
お仕事なさってるみたいですから(/ー ̄;)
そうか じゃ お茶でも飲んでから
いやいや(/ー ̄;)
彰子は もう 関わりたくないオーラを出して
帰ろうとした
よっさん あきらかに嫌がってますよ 彼女
佐伯は すぐに彰子の関わりたくないオーラを
感じとった
じゃ タクシーを呼んでくれ 僕が下まで
抱いて行くから そう言って 小山は紗奈を
抱いた その時 紗奈の服にGPSを取り付けた
小山は心の中で これだから猟は楽しいと思った
呼んでくれたタクシーに乗り込み
彰子は駅前で降りた
尾行されてたら困るので
足をひきずりながら
駅のトイレの中に消えた
最初のコメントを投稿しよう!