神様は私の味方

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翌朝 二人は昨日と同じ場所で 張り込みを始めた 山中さん…今日は動きあるとおもう? どうかな…何事もなく 約束の1週間が 終わると願うわ あのね 山中さん 今日 バーゲンで… 昼までここ 離れてもいいかな? 川野さん いいですよ そんなに変化あるとも 思えないし どうぞ 行ってきて ありがとう 山ちゃん 何か昼御飯買ってくるから そう言うや否や 脱兎の如く川野は消えた 彰子は じっと木田の玄関を見ていた 突然 扉が開き 青色のワンピースに黒のパンプスをはいた 木田の妻が出てきた    とにかく 追跡  川野の携帯に連絡したものの  通じす(´д`|||) とにかく彰子は付かず離れず 木田の妻に 見つからないように 追いかけた あっ 突然真横に白い車が止まり 彰子はピエロに引きずり込まれた 何が何やらわからないまま 目隠しされ 口もふさがれてしまった   数分後 車が止まり 彰子は車から下ろされ どこかの場所に閉じ込められたようだ なぜ 私が拉致されたのか 木田の妻の調査に関係があるのか 冷静に動かないと ピエロは3人… この3人に見つからないように この手首のロープを切らないと 護身用のサバイバルナイフは 足首に仕込んである トイレに行きたい  無言でピエロの一人が  彰子をトイレに連れてきてくれたが 逃げ出せるような窓もなく とりあえず 手首のロープを切り 猿ぐつわも外した    トイレの外にはピエロが1人 なんとかなるかも いち にの さん バタンといきよいよく扉を開けた ピエロに肘鉄をくらわせ ピエロが倒れたすきに 表に飛び出した そこには…
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