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その日は、気温、湿度ともに高く蒸し暑い日だった。
「突然だが俺は、ホモだ。そしてお前のことが好きだ」
だからだろうか……。俺の親友の頭がおかしくなっちまったのは。
「おいおい、大丈夫か。病院ならあっちだぞ、付き添ってやろうか?」
そういって俺はやつの目を見た……瞬間、全力で駆け出した。
やばい!
ヤバイッ!
マジでヤバイッ!!
本気だった!ガチの方の目つきしてた!
あれは冗談なんかじゃない、本能が悟っちまった!
「もういい、頼む!性転換でも何でもしてやる!だから、早く俺を“異世界”に連れていってくれぇええええ自称神様ぁああああああああ!!」
その時俺の懐が光り輝いた。
そこに入っていたのは3週間前に神様だと名乗る痛いハゲ爺からもらったチケットが入っていた。
あまりの光に思わず目を閉じる。
だが次第に光が収まり目を開けるぐらいにまでに収まる。
そして俺はゆっくりと目を開くと……
視界いっぱいのトラッk
ゴシャッ
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