第14章

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私は音楽…ことに洋楽に疎い。   耳でなんとなく覚え、体で覚えていった。 そうしたら歌詞の意味が気になり翻訳した。   これが思い出の曲…っていうんだろう。   忘れかけていた記憶が、曲とともによみがえる。   色々あった。 けど幸せだった。 大好きだった。   私の頭と心は、めちゃくちゃに乱れる。   そんな私を見透かすように見つめる旬。   見ないで…見ないで…   私はイスから立ち上がると、 旬に抱き着いた。   止めて…止めて…  
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