第14章

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旬とゆんは、もつれるようにソファへと倒れる。   だいぶ日がくれた。   部屋の電気はまだつけていない。 お互いの顔が近づけてもよく見えない。   しばらくすると、外の街灯がつく。 ゆんの顔が薄明かりに浮かぶ。   ゆんはしばらく旬の目を見つめる。   そしてそっと目をつぶる。   旬はそれを見ると、 ゆっくり顔を近づける。             その動きが           止まった。
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