そふとたっち-soft touch-3

touch 331

それがどんどん溜まりに溜まって、
『浮気』でドカンと爆発する。

だから、俺が水口さんに言えることは何も無い。
キッカケだけを聞かされても、判断出来ないし。

そこまでの羽場との関係を思い返してみろよ。
そんで、自分で考えてくれ。
…分かったか？」

その言葉は冷たいようで、温かかった。

素直に『はい』と答えた私は
照れ隠しで尾崎さんのフライドポテトを奪い、
思いっきり大量に頬張るのだ。