touch 332

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そういうとこ! ほんと、ひとこと余計ですからねっ!! 睨みながら頬をぷくっと膨らませていると、 羽場が私の肩に頭を乗せて来た。 「あー、愛利がいてくれて良かった。 全て失うかもと思ったけど、 愛利さえいてくれればいいや、俺。 また頑張るよ。 ごめんな、苦労かけるかもしれないけど、 こうなっちゃったモンは仕方ないよなあ」 独り言みたいなその呟きに、 私は『うん』とだけ答えた。
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