touch 332

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そりゃあ羽場母も 息子に電話を掛けまくるよね。 とにかく社長が起きるのを待つことになり、 誰も喋らない暗黒ムードのまま 応接室で過ごすこと1時間。 『おーい』と、遠くから声がした。 それを聞いた羽場母が座ったまま叫ぶ。 「お父さん?ちょっと待ってて!」 そこにいた全員が顔を見合わせ、 一斉に立ち上がる。 緊張のせいで、私の手は汗だくだった。
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