touch 334

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一瞬、ムカッとしたが、 この状況では誤解されても仕方ないと思い、 私は神妙な面持ちで『はい』と答えた。 その隣で尾崎さんが必死に弁解している。 「…というワケでさ、 俺にケガが無いか確認してくれただけなんだよ。 水口さんも何で説明しないのさ?!」 ヘラヘラと私は笑って誤魔化す。 だってこれ以上、羽場と関わりたくないから。 接触を短く出来る方法があれば、 迷わずソレを選択してしまうのだ。
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