touch 334

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その状況で、態度の変わらない二大巨匠がいた。 …羽場と尾崎さんである。 まあ、羽場は女に困っていないし、 尾崎さんに於いては女慣れしていないからで。 そんなことをアレコレ考えていると、 突然、羽場に名前を呼ばれる。 「水口さん、ちょっと」 「はい?」 何度も言うが、羽場とは仕事上の接点が無い。 というか私が持ち前の図々しさで強引に 尾崎さんと上別府さんを指導係にしているので、 仕事上の会話はその2人がメインとなるのだ。
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