2654人が本棚に入れています
本棚に追加
その状況で、態度の変わらない二大巨匠がいた。
…羽場と尾崎さんである。
まあ、羽場は女に困っていないし、
尾崎さんに於いては女慣れしていないからで。
そんなことをアレコレ考えていると、
突然、羽場に名前を呼ばれる。
「水口さん、ちょっと」
「はい?」
何度も言うが、羽場とは仕事上の接点が無い。
というか私が持ち前の図々しさで強引に
尾崎さんと上別府さんを指導係にしているので、
仕事上の会話はその2人がメインとなるのだ。
最初のコメントを投稿しよう!