touch 336

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…まったくもう。 「愛され過ぎてて困るわ」 「俺も、愛され過ぎてて困る」 は?と私が訊き返すと、彼はドヤ顔で言うのだ。 「だって俺のために転職して、 男でさえキツイと思う仕事を毎日こなしてさ。 なあ愛利、そんなに俺のことが好きか?」 ねえ私だけが アナタの喜ぶ言葉を与えられるのだと、 そう自惚れてもいいですか? 「うん、好き」
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