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家に着くと、シマさんが少しだるそうに横になっています。
『にゃー』
シマさん、大丈夫ですか?オクスリはきいてますか?
シマさんはダルそうに顔を頷かせて、目を閉じました。
この間よりは、大分落ち着いてきたみたいです。
おじいさんが、ワタシとシマさんに、新しいお水を用意して持ってきてくれたので少し飲んで喉を潤しました。
おやつの時間近くになると、愛梨さんとダイチさんが帰ってきました。
『ただいまー』
『おかえり』
荷物を2人が部屋に置きに行っている間に、おじいさんが2人のおやつを用意しています。
おりてくると、宿題とかを持ってきた愛梨さんとダイチさんが、テーブルで勉強を始めました。
おじいさんは、シマさんの横に座り背中を撫でています。
ワタシもシマさんに何かできると良いのですが。
『おじいちゃん、シマの具合どう?』
『シマ、まだぐあいわるいの?じいちゃん?』
『そうだなぁ・・・まだお腹が辛そうだな』
宿題をしながら、シマさんを気にかけてくれる愛梨さんとダイチさんのキモチが、シマさんにも届くと良いです。
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