3.

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「翼…よく聞け。 今のお前が働いてる環境は恵まれ過ぎている。それでもストレスだ、過労だってなれば……もうこの道は諦めるべきだ。」 「……………………!」 翼は目を見開いて信じられないと顔で伝えてくる。 「俺のそばにいてストレスを感じるなら辞めるのはお前だ。俺は店の売り上げには貢献してる。辞めるわけにはいかない。」 「翠さんが?辞めるなんてありえません!」 「なら………………」 「でも僕は翠さんから離れたくありません!迷惑でも嫌われても嫌です!」 「ちょっ!嫌ってなんか…………た……すく」 さらに、ボロボロ泣く翼に訳がわからなくなってイラついてくる。 「とにかく辞めませんから!ハァ…ハァ…」 いや、ヒートアップしすぎだ! 水!水飲ませよう… 「いいから、水のめ…「期待外れでもやっぱり離れたくないんです。」 ――――――――!!! な、なんだ、それ…………まさか。 「僕は翠さんのただの後輩です。 勝手に探して見つけて押し掛けて…… ただ、ただ………翠さんがいたら………幸せです。」 「翼………」 「期待外れでも頑張りま………す……… それでも見たくもないならせめて…一度だけ一緒に寝てください。」 ………は? 「僕、それだけで生きていきます……… 翠さんの温もりだけで生きていけます。」 ―――とんだ告白だ。 俺だけの温もりで生きてく? は?冗談ぶっこいてんじゃねぇー!!
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