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「翼、今夜はなにもしない…だからここにいてくれるか?」
「はいっ。嬉しいです。あの…翠さん…キスはしてくれますか?…あっ!僕!1度部屋に戻りますね。」
もう夕方になればすっかり体は回復していて僕は一度部屋に戻って洗濯することにした。玄関に向かうと後ろから
「キスは俺がいくらでもしたいよ。
なぁ…翼…本当に一緒にここで暮らさないか?」
そう聞こえた!翠さん…と?僕が?
「ぼっ!僕……」
「あーやっぱり自分の部屋ないと嫌だよなぁー…」
へ?ちっ違っ!僕は翠さんに振り替えって必死に翠さんに抱きついてしまった。
「うおぉっっ!」
勢い良すぎたかも…
「違います!僕は翠さんといっ!いられるなら…」
翠さんも抱き締め返してくれた。
夢じゃない!僕がここで暮らすとか…スゴすぎる!
「オッ!オーナーに了承を得ましょう!やっぱりそこは……」
「分かってるよ…俺がキューピットなんだし反対はしないはずだ…うん。」
翠さんがキューピット?
「くくっ。翼は早く洗濯しておいで!俺は夕飯の買い出しに行こうかな。一緒に夕飯食べよう。」
「はいっ!」
僕は嬉しすぎてニコニコしてしまった。
――――――
「はぁー…翼可愛すぎるな、参ったな。」
翠さんの独り言は翠さんにしか聞こえていなかった。
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