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いきなり、卑猥な言い方だけど、
SEXで膣内射精、俗にいう、「中出し」しなくても、妊娠してしまった友達もいるのに、
妊娠を望んで、毎晩のように何度も子作りに挑んでも、なかなか直ぐには出来ずに、数ヵ月かかった俺たちのように、
妊娠するのって、
一個の卵子と、俺の精子が巡り会って、彼女のお腹に宿ったことは、
本当に奇跡なんだなって思う。
さらに、妊娠してから、
その先の、
無事に出産するまでの期間は、
女性の身体は、本当に大変なんだなって、初めて目にする事ばかりで、戸惑いの連続だった。
無事に出産するまでには、簡単なことじゃないんだなって、
1つの命が誕生すると言うことは、
誰もが簡単に産まれてきたわけじゃないんだなって、
俺は父親になるという実感がわかない状況下で、
でも、日々、彼女は変化していて、
男の俺には、変わってあげられることも、支えになって力になれることも出来なくて、
身体も、心も母となっていく彼女の前では、俺は無力でしかない。
彼女の体調の変化に、もっと気づくべきだったのに、
安定期に入った彼女が、余りにもご機嫌で、
いや、その前が、悪阻ってやつが酷すぎて、本当見ていて辛かったから、
その後の晴れ渡るようなご機嫌な彼女が久々に見れて嬉しくて、
俺は浮かれていたんだ。
彼女が、このあと不安になる想いをすることになるなんて、考えてもいなかった。
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