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「元々は我ら魔物の世界だ‥
我々からすれば人間なんぞ下等で低俗な生き物でしかあり得ん。
人間なんぞ餌でしかないからな‥
昔は餌として放牧で飼っていた──
絶滅すれば我らの餌が無くなる‥
そのために捕獲しすぎないようにしてやっていたのに‥‥人間のふてぶてしさ、愚かさには呆れて物も言えん」
「―――!!
な、人間を家畜みたいに」
グレイの蔑むような言葉に腹が立ってしまう。
だが、そんなルナにグレイは平然と言って退けた
「家畜みたい?
ククッ‥笑わしてくれる!
家畜みたいじゃない‥
我らからすれば、家畜そのものだ。
さっきから餌だと言っていたつもりだが忘れたか?
‥だからお前は俺の花嫁で永遠の餌だ――
よく、憶えておけ」
「‥!!‥」
グレイの言葉に憤りを憶えながらもルナは反論ができなかった
‥確かに魔物からすれば人間は餌かもしれない‥
人間だって家畜を餌として育ててるんだから‥でも、もっと言い方がっ‥
「城につけばお前の聖水の効力も直ぐに消える。
楽しみに待つといい‥
俺に逆らった罰だ、嫌とゆうほど抱いてやる──」
「…!っ」
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