2章 血は蜜の味

17/26
前へ
/26ページ
次へ
優しいキスを何度も繰り返す魔物に魅入り、ルナは頭の芯が朦朧としてきていた そんな虚ろな表情のルナの頬をグレイは強引に捕らえ、自分に向かせる。 そして冷たい微笑を浮かべ囁いた── 「かわいそうだが俺に逆らった罸だ‥ 思いっきり激しい処女喪失感を味合わせてやる!」 「‥──!?っ… あ、‥やっ‥‥ッッ‥‥」 グレイはルナの躰を強引に押し開く そしてまだ、濡れてもいない乙女の花弁に自分のモノをいきなり突き刺した 「っ!イヤァァ── いっ‥‥痛‥っく‥はっ アァァ‥!!‥ヤメ‥うっ」 鮮烈な痛みにルナは狂ったように声を荒げ抵抗する。グレイはそんなルナを力で捻ふせ激しく腰を突き動かした。 熱い粘膜同士が擦れる音に少しずつ水音が重なってくる。 「はっ!‥どうした? 乱暴にされるのがお気に召したようだな? もう気持ち良くなってきたのか?」 「──‥っ!! そんな‥つッッ‥いたッッ」 ‥うそよそんなの!凄く痛いっ‥もうやめてッッ 痛みを堪えるのに精一杯で反論もできない 身を裂かれるような痛みにルナは泣きじゃくり始めた
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

177人が本棚に入れています
本棚に追加