2章 血は蜜の味

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・ 初潮を迎えたばかりの成長しきっていない躰にグレイは構わず力強い猛りを打ち込む 「クッ‥好きなだけわめけ‥ 誰も助けになんてこないがな‥ 大人しく俺に抱かれていればこんな痛い思いもしなくてすんだのに‥‥お前はとんだバカ女だ。 まぁ、これだけの痛み‥処女の醍醐味だと思って存分に堪能しとけッッ」 「あぁッッ‥おねが、‥っ やめて‥ッッ‥痛いぃ‥‥」 ルナの両手を絡めとったままグレイは何一つ愛撫もせずに痛みだけをルナに与え続ける その痛みを和らげようと本能的に躰が感じる準備をしようとするが、精神的に恐怖を植え付けられたルナの躰は濡れることができず痛みを耐えるしかなかった 「フッ‥裂けて血が出たか?甘い香りがするな‥」 グレイは微かに漂う処女の血の香りに官能的な表情を浮かべる 乙女の血を存分に味わうつもりでいたグレイはこの日の為に食事を一切取らずにいた。そのために限界がきていたのだ、それにつけ加えルナのあの行動‥激昂せずにはいられなかった。 そして聖水の染み込んだルナを城に連れてくる祭に必要以上の魔力を使ってしまった 腹は最高に減っていたのだ‥ 痛みを与えるよりも快楽を与えた方が乙女の鮮血はより甘みを増す。
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