主な登場人物紹介

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*ライアン・ブラックフォード 本作主人公。年齢は十八歳。黒髪黒目、痩せ形。 聖騎士団遊撃隊に所属するヴァンパイアハンター。家族をヴァンパイアに殺され、そのショックで十五歳以前の記憶がない。養父は聖騎士団団長のマース・ブラックフォード。 愛用の武器は二丁拳銃。ローガンから後方支援をしろと言われても、単身で前線に挑む。 夜行性で、昼間は気だるげにしているせいか、よくローガンから「お前はヴァンパイアかよ」と皮肉を言われている。 *エルヴィス・ディ・グレゴリオ 滅びたヴァンパイアの生き残り。王族ヴァンパイアと言われる、ヴァンパイアの中で最も高位な存在。 シルバーブロンドに赤い瞳を持つ、ライアン曰く「怖いほどの美形」 外見年齢は二十代前半だが、実際は四世紀ほど生きている。 王族が持つ「洞察」と呼ばれる読心能力で、大抵の人間は支配できるが、天敵である人狼は支配下におけない。 人間で唯一支配できなかったライアンに興味を持ち、たびたび姿を現す。 *ローガン・ハリス 人狼の青年で、ライアンの同僚。年齢は二十歳。白髪に青い瞳をしている。 聖騎士団遊撃隊所属のヴァンパイアハンター。ライアンとコンビを組み、文句を言いながらも互いを守り合っている。 人狼であるため身体能力はヴァンパイア並みに高い。普段は長剣を使用しているが、本来人狼は己の爪や牙を武器とするため、変化時は全身を銀色の毛が覆い尽くし、爪や犬歯がナイフのように伸びる。本人はその姿が嫌い。 *マース・ブラックフォード ライアンの養父で、対ヴァンパイア組織「聖騎士団」の第二十四代目団長。年齢は四十三歳。射抜くような碧眼は昔のままらしいが、最近自慢の黒髪に白髪が混ざり始めた事を気にしている。 温厚な性格の持ち主で部下想い。仲間の死に涙し、窮地には誰よりも先に駆けつける。 ライアンの家族がヴァンパイアに殺された日、彼を救い出し、養子にとった。ライアンを本当の息子のように愛している。
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