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すると春都さんは
余裕たっぷりの顔をして
『それは悲しいな。
愛してる人に嫌だなんて
言われたら、立ち直れない。』
そう言って、あたしの隣に腰掛ける
絶対そんなこと思ってない。
だって、顔を見れば
全然平気そうにして笑ってる
『また、そんな冗談やめて』
どれだけ春都さんを
好きになったと思っているの。
もちろん、告白されてすぐは
まだ、上司だったし、渡米するし
ハッキリとした気持ちはなかった
でも時間があれば頻繁にくる
電話やメール、
帰国してからプライベートで
会う度に、どんどん惹かれていった
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