第2章

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すると春都さんは 余裕たっぷりの顔をして 『それは悲しいな。 愛してる人に嫌だなんて 言われたら、立ち直れない。』 そう言って、あたしの隣に腰掛ける 絶対そんなこと思ってない。 だって、顔を見れば 全然平気そうにして笑ってる 『また、そんな冗談やめて』 どれだけ春都さんを 好きになったと思っているの。 もちろん、告白されてすぐは まだ、上司だったし、渡米するし ハッキリとした気持ちはなかった でも時間があれば頻繁にくる 電話やメール、 帰国してからプライベートで 会う度に、どんどん惹かれていった
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