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日本に居る間は、ほとんど毎日
あたしと一緒に居てくれたのに
全く女の影なんてなかったの。
ちゃんと愛されていると
実感できたの、心も…身体も。
会社でも、今までずっと
春都さんの浮いた話は
聞いたことがなかった
だから…
まさか自分が浮気相手で
それから愛人に発展するなんて…
正直、春都さんを見損なった
それでもやっぱり
…好きだから。
いくら見損なったって
春都さんと関係を絶つことが
何よりも怖かった。
ただの“上司と部下”の関係には
戻りたくなかったのは自分。
だから、
“結婚するけど…
俺は、みのりとの関係を
終わらせるつもりはない”
そう言われた時…
驚きはしたけど、心のどこかで
安心したのも事実だった。
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