第4章

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それから加賀美ちゃんは、 『お昼、入りまーす』 と言って、休憩に入った。 誰も居なくなった6Cで、 あたしはひたすらパソコンと にらめっこ。 するとまた、ドアをノックする 音が聞こえた 『どうぞ』 あたしがそう言うと、 勢い良くドアを開けて入ってくる 新川バイヤー。 パソコンとにらめっこしているあたしに 後ろから抱きついて、耳元で 『山川に、なんかされたの?』 と、不安そうな、 怒りを抑え込んだ様な声で囁く彼。 『…え?』
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