第4章

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新川バイヤーの舌は、 首筋から顔の輪郭へと這い、 空いている片方の手で あたしの口を塞いだ手を避ける… そして唇が重なり、わずかな 唇の隙間から舌を絡めてきて 必死に彼の胸を叩く それでも彼の指も、舌も… 動きを止めることを知らない “おしおき”… これが、そうなの? どうして…、こんなこと…。 『ンンっ…ハァ…ン…』 あまりにも激しいソレに 苦しくて、呼吸さえさせてもらえない するといきなり、部屋のドアが開いた――
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