第4章

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さっきから黙って聞いてれば… 『あたしは貴方の、何? 不倫でしょ?貴方には奥さんも子供もいる こんな、会社で。ましてや仕事中に する事ではないわよね? 見損なったわ。大の大人のクセに 自分の抑えが効かなかったなんて そんなの…』 どうかしてるわ…。 もう、別れると決めたのに… あと1ヶ月は、自分の中でいい思い出として 終わらせようとしたのに… なんなの、これ。 『…だよな。ごめん。』 そう言って、新川バイヤーは部屋を 出て行った―――――
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