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春都さんは濡れた髪に
乾いたタオルを被せて
あたしが座っているベッドの隣に座り、
あたしの太ももに、頭を乗せてきた
『…みのり?』
『どうしたの?』
春都さんは目を閉じたまま話を続ける
『幸せか?俺と居て。』
なんだろう…
最近、この手の質問が多い気がする。
『幸せ…だよ。』
嘘。
ほんとは苦しくて辛い。
あたしだけの春都さんじゃないから。
でも、別れを告げるまでは
これを貫かなきゃ。
『そっか…。』
そう言って、春都さんは
そのまま眠ってしまった。
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