第4章

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『よろしいですけど、お客様。 申し訳ございませんが、こちらの商品は ご試着されたあとの返品、返金は 致しておりませんが、よろしいでしょうか』 加賀美ちゃんナイス。 そう言う確認は大事。 周りに証人が居れば問題が起きても なんとかなる…はず。 『ええ、いいわ。 じゃあワンサイズ下のこの服 持ってきてちょうだい。』 『はい。かしこまりました。』 そして菅野翠は、加賀美ちゃんが 持ってきた服に、試着室で 着替えたようだ 試着室のドアが開くと… 『どうかしら。 サイズもぴったりで気に入ったわ。』 『あ、ありがとうございます。 では。お会計はこちらで。』 菅野翠を連れて、加賀美ちゃんは レジを打ちに行った。 サイズはぴったりも何も 見事な三段腹。 ピッチピチしすぎじゃないの?あれ。 でも、本人がいいと言うなら 仕方ないか。 そして、彼女は満足気な顔で 帰って行った。
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