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それから、頼んでいた料理が
テーブルに並べられて
会社の話や、趣味の話などをして
あたし達の会話は盛り上がった
“みのり”、“優斗”と呼び合うのにも
だいぶ慣れてきた
そして、ひと息ついた時に優斗から
ずっと聞かれると思っていた、
あの話題を出してきた…
『みのりはさ、新川バイヤーとは
どういう関係なの?』
もう、この人には隠せないと思ってた。
だから、聞かれたらちゃんと話そうと
思っていた。
今までの事も…
これからの事も。
どうして優斗に話そうと思ったのかは
自分でもわからない。
だけど…
今日の春都さんとの事を見られたから
という理由だけではないと思う。
自分の中の変化には
自分自身が最初に気付く。
まだわからないけれど、
春都さんの事
優斗になら話せるとかじゃなくて
優斗に話したいと、
自分からそう思ったのは確か。
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