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僅かに残っている自分の理性を保ち、
先に果ててしまわぬように
なんとか、自分自身を焦らす
今までも女性を抱いたことはあった。
それなりに経験はしてきている。
だけど、こんなにも絡み合って離れない
そしてこんなにも自分自身の
余裕がないSEXは、初めてだった。
彼女との相性は、こんなところでも
ぴったりなのかと思うと、
それだけで嬉しくて仕方ながない。
徐々に荒くなる彼女の吐息に
俺自身も、もう限界まできていた
彼女の背中に腕を回し、
一気に腰を振る速度を上げた
『んんーッ…も…ッ…ダメーっ』
『愛してるっ…みのりッ…』
愛してる…。
これは俺の中に芽生えた
初めての感情だった____
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