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自分の部屋に入ると、すぐに玄関の
ドアを背にしてしゃがみ込み
頭を抱えた。
みのりに、なんて言えばいい?
言ったところで絶対幻滅されるのは
わかってる。
アルコールで記憶無くして、そこに居た
女の部屋に上がり込んで一緒に寝たなんて
そこら辺に居る女癖の悪い奴らと
同じじゃないか。
いや、それ以下かもしれない。
幸い、今日俺は公休日。
多分、俺からみのりに会いに行かない限り
今日、彼女と会うことはないだろう。
だけど、あと数日でまた、アメリカに
行かなければならない俺。
『…どーすんだよ。』
どうしようもない現実に
ただ、今此処でポツリと呟くのが
精一杯だった_______
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