第9章

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部屋のなかには女の子が3人居た バッチリ化粧をしている今時の娘が2人。 それから綺麗というより可愛らしい 顔立ちの、大人しそうな娘。 どんな繋がりでここに集まったのか わからないけど… 一人だけ、タイプが違っていたのは確か。 すると後ろから肩を叩かれ、 『合コン!いいだろ?どーせフリー なんだしさ。たまにはパーっと  行こうぜ。なっ。』 あー。みのりと付き合ってんの 言ってしまおうか。 ほんとに嫌だ、この空間。 俺が部屋に入ると、 “貴ボンの知り合いー?” “やばっ、超タイプ~!” “貴ボンやる~!” と、頭が痛くなる程のキンキン声。 つーか、貴ボンって… 山川のキャラじゃねーし。
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