127人が本棚に入れています
本棚に追加
『…おはようございます……。』
『………。』
『………。』
とりあえず挨拶をしてみたものの…
気不味すぎる。
『あの…、ここは』
『私の、部屋です…。』
『あ、そうでしたか…。』
ぎこちない会話だけど、いろいろと
確認したいことがある。
それに俺はシラフの彼女相手に
部屋に上がり込んでまで、ヤる訳ない。
みのりがいるのに他の女と関係を
持つなんて、あり得ないだろ。
ヤってない。絶対に…
でも、じゃあ、なぜ俺は裸なんだ?
彼女が俺を襲う… なわけないし。
だけど、俺の思いは彼女の一言で
あっけなく砕け散る…
『あの…』
彼女が静かに俺に問う
『はい。』
『昨日の事は、なかったことに
しますので、気にしないでください。』
________終わった
最初のコメントを投稿しよう!