第13章

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あれから、どれくらい泣いていたのか あたりは真っ暗になっていた。 部屋の電気をつけて 顔を洗いに、洗面所に行けば ずっと置いてあったはずの 春都さんの着替えや、その他の物が 全て無くなっていた。 _____あれ… 春都さんが最後にここに来たのは ――――いつだっけ? 確か…、出張前だったのにもかかわらず、 どうして気付かなかったのだろう。 そして、鏡に写った自分の顔… 涙でグショグショになった目元 充血している目… 『ひどいわ、これ…』 明日休みで良かった。
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