第13章

4/36
前へ
/36ページ
次へ
だから出張の間の二週間は 慌ただしい毎日を過ごしていた為、 あっという間に過ぎていった。 仕事とプライベート、ON・OFFは 当然あったけれど、 仕事以外で二人きりになる事はなくて なんだか少し、寂しさを感じた。 確かに、一日中動き回れば 疲れてしまって、すぐに布団に入りたくも なる…。 でも、あたしにとってこの出張は 春都さんと一緒に居れる 最後の時間だったから…。 って、何かを期待していたわけじゃ なかったけど何故か違和感だけが あたしの中に残っていた… そして、帰りの飛行機にて 着陸寸前、春都さんはあたしに ______こう、言った
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

104人が本棚に入れています
本棚に追加