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それから春都さんは、
あたしの部屋の前まで介抱してくれた。
そして部屋の前まで来ると
『はい、これ。スポーツドリンクと薬。
あと何か食べれるものと思って、
適当に買ってきたから良かったら
食べて?』
そう言って、あたしに持っていた
コンビニの袋をくれる。
『ありがとうございます。』
あたしはそれを受け取ると
部屋のドアの鍵を開けた。
『じゃあ、ゆっくり休んで。
また、明日会社で。』
そう言って、帰ろうとする春都さん。
てっきり、春都さんが中に
入ってくるものだと思っていたあたし…。
『え?帰る…の?』
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