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私は耀太と近くの公園に行った。
ベンチに座って少し、話すことにした。
耀太『弥生、これ』
耀太がポケットからプレゼントを出した。
弥生『開けていい?』
耀太『どうぞ』
何だろう?
あ、可愛い。
ハートのペンダントだ。
弥生『可愛い。くれるの?』
耀太『ん。誕生日プレゼント。つけてあげる』
耀太が後ろからつけてくれた。
弥生『どう?』
耀太『すげぇ似合ってる』
弥生『大事にするね』
耀太『弥生、あのさ』
弥生『ん?』
耀太『3年になったら俺、東京に引っ越すんだ。メンバーと一緒に』
弥生『東京かぁ。遠いね』
耀太『それで、卒業したら弥生も東京に来て一緒に過ごさないか?』
弥生『ごめん。それは、出来ない』
私はこっちの短大に行って保育士になるつもりだから。
東京にも保育士の学校あるだろうけど、地元に残りたいから。
お母さんとお父さんの側にいて、家事とか手伝いたいから。
お母さん、一人で大変だろうし。
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