第2話
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「小夜、しっかりしろ。案ずるでないぞ。俺の傍にいる限り、お前に指1本も触れさせんわ。」 紫苑さん...。そう言うってことは、危害を与える輩もいるってことよね? なんだかとんでもない所に来てしまった。 私は無事に帰れるのだろうか...。 紫苑さんは私の手を繋ぎ、賑わっている街へと入っていく。
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