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思いがけないしずきの言葉に、オレは飛び上がりそうなくらい嬉しくなった。
そうか、しずきにとってはお姫様に例えたりする『見立て』は『ごっこあそび』と同じなのか。
つまり、新しく『ごっこあそび』を開始するより、小さい頃していたおままごとの『お母さんごっこ』とかがいいってことだね!
うんうん、たしかにエッチのとき子供っぽく甘えて雄っぱいに吸い付いたり、ペットっぽくニャンニャン甘えたら、すごーーーく反応良かったし!
『ごっこ』だったらオレのキャラにないような恥ずかしい甘え方だってノリノリでできるしな!
決めた!『二人の愛の物語』は一旦完結して、第二章として『しずきとオレのエロエロ絵日記』を開始しよう!
ちょっとかわい子ぶった顔を作ってウサギのぬいぐるみを抱っこする。
そして、ぬいぐるみの手をピロピロとふった。
「しずき、今までずっとこのウサちゃんにチュウとかしてた?」
「……。」
一瞬うっとひるんだ顔をして、すぐに気まずそうに目をそらした。この反応は『YES』だな。
「オレのかわり…だったんだよね?」
「……。」
目をそらしたまま、今度はかすかに頷いた。
「じゃ、今日はオレがウサちゃんのかわりになるから、どんな風に可愛がってたのか教えて?」
そう言って大きく手を広げたら、ちょっと戸惑いながらもしずきがオレをぎゅっと抱きしめた。
よっしゃぁっっ!いけるっ!
しずきの母性本能をくすぐれば、なんだってヤらせて貰えるような気がしてきた。
『愛の物語』なんか、もう、どうでもいい。
これからは『愛のおままごと』をずっとずっと『しずきとオレのエロエロ絵日記』に描き続けよう!
もう、二度としずきの雄っぱいを手放したりなんかしない。
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