832人が本棚に入れています
本棚に追加
そしてそれを口へ運んだ美馬は、
「!!お、おいしい!」
あまりのおいしさに目を見開いてそう言った。
それを聞いてもう我慢できないという様に鈴も1つ手に取り口へ運んだ。
「ん~~!おいしーい!!評判通り…いえ、それ以上のおいしさですね。これはやばいです。」
と満面の笑みを浮かべる鈴。
1つ目をぺろりと平らげ、2つ目を口へ運ぶ鈴は、
「美馬さんもどんどん食べてください。」
と美馬にも2つを進めた。
「あ、ありがとうございます。いただきます。」
美馬は礼を言いながら鈴の言葉に甘え2つ目に手を伸ばした。
そんな鈴と美馬を見ながら、
(緊張はすっかり解けたみたいですね。鈴のわがままも依頼人の緊張を解すためだと思いながら見ると何とか許せますしね。)
悠は心の中でそう思いつつ、自分もシュークリームへ手を伸ばした。
それからすごい勢いで頼んだシュークリームを平らげた3人だった。
そして食べ終わると、
「では話を始めましょうか。」
と悠が言った。
最初のコメントを投稿しよう!