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そして、
「よくわかりましたね私たちが双子だって。」
と鈴は続けて聞いた。
「俺、双子の弟がいるんです。それで２人のやり取りを見てて何となくそうかなと思ったんです。」
２人の驚き具合が予想以上だったことに美馬は笑いながら双子だとわかった理由を説明した。
それを聞いて、
「そうだったんですね。今まで双子だと初対面で分かった方がいなかったので驚きました。」
頷きながらそう言った悠の横で鈴も同じように頷いていた。
が、
「あっ、話を脱線させてしまいましたね。すいません、戻しましょう。」
話が逸れてしまっている事に気付いた悠がそう言って、
「ほかに何か聞きたいことはありますか？」
と話を戻した。
「あっ、はい。２人はどこから来たんですか？」
「すいません、『納得屋』の場所を知られると困るので場所は伏せさせてもらっているんです。」
美馬の問いに悠は申し訳なさそうに答えた。
そんな悠に、
「あっ、いえ俺こそすいません。ウェブサイトにそういう情報が載っていないのとか考えればみればそういう事だってわかりそうなものなのに。」
美馬も同じような顔をしてそう言った。
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