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メグミは恋に憧れていた。
恋に憧れるような気分だった。
勿論、恋を超えた愛などわかる筈も無かった。
自分を好きになってくれる人を探さなければならなかったし、自分が追いかけたくなるような男性をみつけなければならなかった。
このキャンパスの中でみつかるのだろうか。
メグミは不安だった。
父親からは長男とは付き合うなと言われていた。次男にしろ。と。
何故なら、父親はメグミをずっと側に置いておきたかったので絶対に嫁にはやりたくなかったからだ。
結婚するなら婿養子にというのがメグミが幼い時からの約束だった。
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