入学式

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メグミはガイダンスを受けて時間割を組んだ。 履修要項を熟読し、必須科目を取り入れながら自分の興味のある講義をなるだけ選択した。 これからの四年間は、文学少女のメグミにとって、活字の海で泳げる魚の気分であった。 恋もしたいし、文学も思う存分楽しみたい。 それにはサークルに入る必要があった。
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