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「なあ、メル。相談があるんだけど」
「えっ、なになに?なにおごってくれるの?」
メルは耳をぴょこんと反応させて、腕にすがりついてきた。
「あのな、メルにおごってやるのに、なんでわざわざメルに相談しなくちゃいけないんだよっ」
「いたたっ」
俺がメルのほっぺをつねってやると、メルはほっぺをさすりながら唇を尖らせた。
「どうしたのよ、改まっちゃってー」
「実は俺、告白しようと思ってるんだ」
告白という言葉を耳にして、メルの顔はチーズがとろけたような笑顔になった。そしてぐにゃりぐにゃりと身もだえ始める。
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