第1章

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「えへっ?そんなっ、急に言われてもっ。そりゃあたしが魅力的なのはわかってるけどさっ。たまったら、いやんっ」 「おめえじゃねえよっ!」 俺がツッコミを入れるや否や、メルは素早くほっぺをかばう姿勢を取った。 「えーっ、なんでよお!」 「相談してるやつに告白するほど天然じゃねえからっ」 「じゃあ、誰なのさー」 メルがむすっとして俺とにらみ合う。 「締木りほ」 メルは口がぽかんとなった。
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