秋、矢印は両向きが一番壊れやすい

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どうして断らないの どうして何も言わないの 一方的に求める私に あなたは欲しい言葉をくれる 見返りなど何一つないのに 互いに感情は伝えず 抱きしめあって少し狭い ソファーベッドで眠る コンタクトをしたままの私は 何度もあなたの寝顔を見た 曖昧な関係を始めたのは私 耐えられなくなったのも私 ふとした言葉があの人と合って 広い胸に抱きついてこぼした 私は涙 あなたは本音 一生言わないでいようとしたことを こんなに唐突に飛び越えるのね 空気が乾いて隙間が冷たくて 言い訳と唇を重ねた あなたはまた黙って受け入れた 優しすぎるあなたを 私はいつか傷つけてしまうだろう 彼を失ったあの日のように スポイトで色を抜いてしまうだろう 離れなかったのは私のエゴだ 会いたいよそばにいてよ 抱きしめてキスをして名前を呼んでよ 次第に求めるようになったあなたを 拒む理由は何一つない こうやって好きになることもあるんだね 許可を取らずに触れられる他人は たぶん私にだけ甘やかし上手な人だ 応えたいより負けたくない 私の方が甘やかし上手だ そうやってずっと張り合っていきたい この人と生きたい .
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