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『美桜side』
うわうわうわ!!あたし何やってんの!!
ナイフが見えた瞬間に勝手に身体が動いてた。
あーーーあたし手をだしちまったよ。もう喧嘩しないって決めてんのにでも素手の2人にあんな武器は卑怯すぎる。
それにいくら関西で有名だったからって関東ではあたしの事知る人はいないだろうし。うん。あたしは悪くない気にしない。よし帰ろう!!
「ただいまーっ!!」
「お帰り、お父さんお風呂入ってるけど美桜は先にご飯食べる?ってあら?....喧嘩したの?」
「...えっ?!!」
「あんたの顔みればすぐわかるわよ。」
さすが我が母親。鋭さ半端ない。
あたしは帰りに何があったのかをお母さんに話した。
「そうだったの。そのこは美桜にきっと感謝してるわ!美桜みたいな優しい子をもててあたしは誇らしい!!」
そういい嬉しそうに笑う母。
「おっ!美桜!帰ったのか!」
「あなたー聞いてよ!美桜ったらすごいのよーーあのねあのねっ」
お風呂からでてきたお父さんに母は自慢げにあたしの話をしている。
「美桜お前はすごいなー!本当自慢の娘だよ。」
お父さんまでも喜んで2人で騒いでいる。
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