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ブンッ!
ベリアルの剣撃は空振りした。
ハヤトがはらりとベリアルの攻撃をかわしたのだ。
(バカな!この俺が空振りだと!?)
ベリアルは簡単に攻撃をかわされ戸惑う。
そもそもそこら辺の者とは到底違う力を生まれ持っていたベリアルは誰にも負けない自信があった。
しかしハヤトは簡単にベリアルの攻撃をかわしたのだ。
「まぐれが何度も通用すると思うな!」
ベリアルは必死にハヤトに斬りかかる。
しかしハヤトは身軽な動きでベリアルの攻撃を次々とかわしていく。
「どうしたの?もう息が上がってるよ?」
ハヤトは余裕に微笑みベリアルに耳元で囁く。
「くっそ!これならどうだ!!ファイア!!」
ベリアルは火の玉を手のひらから出しそれをハヤトに飛ばした。
チュドーン!!
爆発が起こりそれはハヤトの身体を巻き込んだ。
白い煙が空を舞う。
「ふっ、この俺がガキ相手に本気になっちまうとは…」
そう言いながらもざまあみろと言う目線で不敵に微笑むベリアル。
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