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白い煙が上がったとき、そこにはハヤトの姿では無く着物を着せた木がそこにあった。
「木だと!?ハヤトは何処に!?」
「ここだよ♪」
ハヤトはベリアルの背後に現れクナイをベリアルの首筋に当てていた。
そしてハヤトは白に近い肌色をさらけ出し下着のみを羽織った裸同然の格好をしていた。
細く華奢な身体、柔らかい肌の感触、少女のような見た目に感じるが下着の膨らみから男である事はわかる。
しかしハヤトのその姿をみてベリアルは同じ男同士にも関わらず妙に発情を覚えてしまった。
「この勝負、僕の勝ちだね♪」
ハヤトはベリアルから手を離し着物を羽織る。
「さあ僕が勝ったんだから村のモンスターを倒しに行こう!」
「あ…ああ」
今のベリアルにはハヤトに逆らう術など無かった。
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