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フェリモンは何をしているんだと思っていたがその後フェリモンの放ったフェロモンは薄くなる。
そう、ハヤトの炊いた線香は妖力を無効化する程度の能力がある。
そして姿を消していたフェリモンの姿も具現化されていった。
長い金髪で頭には触覚がついていて色黒の肌、豊かな胸に細いウエスト、太すぎず細すぎない長い足、大きな蝶の羽根を背中に付け、男を虜にしそうな端正な顔立ち。
魔性の女と行った風貌である。
フェリモンは姿を見破られた事に気付かず喘ぎながら自分のものを弄っている。
「何してるの君?」
ハヤトはフェリモンに声をかける。
「糞!ファック!私の魔力を見破られたわけ!?」
フェリモンは自分の存在に気付かれた事に驚き自分のものを隠す仕草をする。
「淫魔サキュバス、男の人を悶えさせて魔力と生命力が尽きた所で男を喰ってしまうモンスター、危うく僕もベリアル君も食べられるとこだったよ」
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