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「モンスターが多くなってきたな…」
「そうだな…」
モンスターの群れが勇者二人に倒されている。
勇者ベリアルとジパングの遊び人ハヤトは息を切らしている。
衣服は泥と汗に汚れている。
先程までモンスターの群れと戦っていたのだ。
「衣服の臭いが取れなくなったらどうしよう…」
「お前は女か…」
衣服の臭いを気にするハヤトにベリアルはツッコミを入れる。
そうして進んでいく内に街が見えてきた。
「わあ♪街だ!これで体洗えるひゃっほい!」
(こうして見てると女みたいだな…)
はしゃいでるハヤトを見て外見から本気で少女なのでは無いかと思えてくるベリアルだった。
ーーースモークの街
街は中々大きな規模で数階建ての建物が立ち並びある程度文化は発達しているかに見えた。
しかし人びとは悲しみに沈んでいた。
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