吸血鬼の魔城

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「何かあったのかな?あの女の人に聞いて来よう」 「この前危ない目に遭ったのに懲りないな…」 「だって気にならない?」 そして30代くらいの女性に聞くハヤト。 「旅人の方?ここでは若い女性がよく何者かに連れ去られるらしいの、お嬢ちゃんも気をつけた方が良いわよ」 「やだなぁ、僕は男ですよ」 チャラいハヤトは笑いながら女性に言葉を返した。 「これは僕が囮にならないとだね♪」 ハヤトは張り切っている。 ベリアル達は武器防具を買い体を休めたあとハヤトは囮になると言い外に出た。 (ハヤトなら大丈夫だろう…) ベリアルはある程度戦闘能力の高いハヤトなら大丈夫だろうと思うが少し不安な気持ちもあった。
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